開錠のトラブル
開錠の手口①ピッキング
鍵を使わずに、錠前を開く方法です。
普段私たちが鍵を開ける時、鍵を鍵穴に差込み、そのまま鍵を差し込んだ鍵穴を回転して鍵を開けますよね。
この行為を鍵の代わりに、ピックとテンションという2つの道具を使ってやろうというものです。
まずピックを鍵穴に差し込みます。これは鍵の鍵山の代わりになります。すると鍵穴は回転できる状態になります。
そして、もう1つの道具であるテンションも鍵穴に差し込みます。このテンションが鍵穴を回転する役割を持っています。
このピッキングを防ぐには防犯性の高い錠前を選ぶ必要があります。現在発売されている錠前のほとんどはピッキングされにくいもののようで、心配することはなさそうです。
開錠の手口②サムターン回し
サムターンとは内鍵のことです。写真のように扉の内側についてますよね。手でひねって簡単に開閉できるものです。
一般的に外から開閉するのは、鍵穴をピッキングしたりと、それなりのテクニックが必要になります。
それならば内鍵を回してしまおう、という方法です。
ドアの外側から、扉のすき間や郵便受けから器具を入れて、ドアの内鍵をひねって、開錠してしまう方法です。
ドアにすき間がなかった場合は、ドリルなどの工具で穴をあける場合もあるようです。
対処法としては、ドアにすき間を作らないこと、ドア自体の強度を強くすること、外から器具を入れられても回されにくい内鍵にすること、などがあります。
開錠の手口③カム送り
カムとは、錠前の内部にある部品のことです。錠前はこの部品が動くことによって、開閉ができる仕組みになっています。
しかし、カムは錠前の内部にあります。
カム送りをするにはまず、ドアの外で錠前のシリンダー(鍵穴の部分)を手前に引っ張ります。するとシリンダーと扉の間に隙間ができるんです。
そこから工具を入れて、内部のカムを動かして、開錠するんです。
対処法としては、シリンダーと扉の間にすき間を作らないこと。すき間にスペーサーという部品を入れましょう。これはすき間を埋めていく道具です。すき間ができなくなるまで入れておきましょう。
または、シリンダーと扉の間にすき間ができないタイプのシリンダーを取り付けましょう。
もしくは、シリンダーの上から金属製のカバーをつける、という方法もあります。これによってシリンダーを引っ張ることはできなくなります。